ハバロフスクへは、成田からはS7航空(旧・シベリア航空)の直行便が出ています。

日本の出国審査は顔認証システムになっていました(2018年10月から導入)。手荷物のX線検査の前に、写ルンですを持ってるんですけど…と職員さんに言うと、「未開封ですので通さなくてもいいですよ」とわざわざゲート通過後のところまで職員さんが持ってきてくれました。


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タリーズコーヒーで一服しながら、これから乗る機体を撮影(黄緑色のやつ)。単焦点レンズしか持ってきてなかった……

フライトは約3時間。機内ではいつも騒音のせいかボーっとしてしまい時間を有効に使えないので、今回は耳栓を持参。しかし、乗ってすぐにボーっとして耳栓を取り出すのが億劫になっていまい、結局軽いエッセイマンガを集中力いまいちで読むのが精一杯。また同じ失敗を繰り返してしまった……

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軽食。サンドイッチはツナかローストチキン。
CAさんはロシア人にはロシア語で、前の座席の日本人男性には英語で話しかけている。私の番になり、顔を見て一瞬の間の後、軽くため息をついてロシア語で話しかけてきた。その一瞬の間には(突然ロシア出張命じられたビジネスマンには見えないし、無鉄砲に言葉の分からない国に飛び込む若者旅行者にも見えない……だからロシア語通じるやろ)という思考過程がなんだか透けて見えた。でもため息は失礼だよ!

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乗客は見たかんじ9割ほどロシア人で、着陸の際はまばらに拍手が聞こえました。

なぜロシア人は飛行機の中で拍手をするのかーRUSSHIA BEYOND


飛行機から降りて乗客がバスに乗り込むと、すぐに待機していたシェパード犬が機内に入ってお仕事開始。何もないことが確認できると、バス発車。

入国審査は特筆すべきこともなく、つつがなく終了。
預け荷物の受け取り場所では、先ほどお仕事をしていたシェパードと、もう1匹の黒くてフサフサした中型犬がじゃれて遊んでいた。すごくかわいかったので写真を撮りたかったけど、空港内は撮影に関してデリケートだし、地球の歩き方には「最近はそれほど厳しくなく、飛行機を前に記念撮影していても問題ない場合が多い。しかし厳格に制止されることもある。とにかく撮影するときは、周囲の空気を読むように。」と書いてあったので、空気を読んで我慢。

手配してもらっている送迎ドライバーと合流していざホテルへ。

20時を過ぎていたので、ホテルのレストランで夕食。

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ロシアのビールといえばバルチカ。
番号で種類が表示されていて、7番は輸出用のラガービール。ちょっと薄いけど香りにクセがあるようなかんじかなあ。ふだんプレモルの香るエールやディープアロマを好んで飲んでいるので、薄く感じてしまうのかも。そんなに語れるほど味わかんないや。

БАЛТИКА > Наши бренды (バルチカのサイト 商品一覧)


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さっぱりした前菜のつもりで頼んだイカのサラダ。生のガーリックが3かけ分くらい入ったような、味つけガッツリ系のイカとにんじんのマリネ。完全に酒のつまみ。そして壮絶なニンニク臭に包まれる。だがとてもおいしい。

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サリャンカ。すっぱスパイシー。刻んだハム、玉ねぎ、オリーブなどのスープ。


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ペリメニ。ロシアの水餃子。シベリア風壺焼きだそうで、クリーム系のスープと一緒にペリメニが入ってる。ロシア料理はディル(ウクロップ)を多用するので、ディルの香りであ~ロシア~という気持ちになります。

300人くらい入りそうなレストランなのに、客は私一人ですごく静か。団体旅行が来ると結構埋まるのかな???静かすぎて、店員の電話の声がずっと聞こえてた。「白パン40個、黒パン20個発注するんだったよね?白パン20個、黒パン40個来てるんだけど?」と、この日休みの同僚に電話をかけて問い詰めてる様子。黒パンっていうのがまたロシアっぽくていい。

おなかいっぱい食べて、1340ルーブル(現金払い、約2920円)。全般的に味が濃かったけど大味すぎることもなく、とてもおいしかった。








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